予防歯科はなぜ必要なのか？虫歯や歯周病に”なってから”歯医者に行く人が多い日本では、予防歯科の先進国であるスウェーデンに比べて、70歳の平均残存歯数が12本も少ないことがわかっています。

定期的な歯科検診と歯のメンテナンスを受けて、歯の寿命を延ばしましょう！このページでは、当院の予防歯科についてご紹介いたします。

予防歯科とは？

予防歯科とは、虫歯や歯周病など歯の”病気になってから治療”するのではなく、定期的な歯のメンテナンスと毎日の正しいセルフケアを行うことで歯の”病気になる前に予防”すること。

初期の虫歯や歯周病には自覚症状がほとんどなく、かなり進行してからご来院される患者様は少なくありません。

15歳までの予防習慣が将来に影響します

15歳までの子供は、特に予防歯科が必要です。乳歯や生え変わったばかりの永久歯は、歯の溝が深いため虫歯になりやすく、柔らかいため虫歯の進行も早いという特徴があります。

反対に、歯質を強化するフッ素が歯に浸透しやすいという利点もあります。子供の頃から、虫歯や歯周病を予防する習慣をしっかりと身につけましょう。

予防歯科に通うと歯が12本も多く残る

平成元年より厚生労働省と歯科医師会が進めている「8020運動」をご存知でしょうか？これは、”80歳までに20本の歯を残そう”という運動なのですが、日本では定期検診や歯のメンテナンスなどの予防歯科を受ける方が少なく、70歳の時点で平均8本しか歯が残っていないのが現状です。

予防歯科の先進国であるスウェーデンでは、約90%の人が歯科検診・歯のクリーニングを定期的に受診し、70歳での残存歯数は20本にもなります。

定期検診だけでは予防できません！

歯科検診は、歯の病気を早期発見・早期治療することが目的です。これに対して、歯のメンテナンスとは、歯の健康状態を維持することが目的です。

	目的	頻度
定期検診	歯やお口の病気を早期に発見し治療すること【検査と治療】	3ヶ月に1回程度
歯のメンテナンス	歯とお口の健康状態を維持すること【健康管理】	3～6ヶ月に1回と、患者様により異なる

予防には、「歯のメンテナンス」が必要不可欠です。

予防歯科には、3ヶ月に1回の定期検診だけでなく、患者様それぞれのお口に合わせた歯のメンテナンスが必要です。

歯のメンテナンスには、一般的に以下の2種類があります。

自宅で行う「セルフケア」

まず1つ目は、セルフケアです。歯磨きなど、毎日ご自宅で行うデンタルケアのことです。虫歯菌・歯周病菌の量や唾液の質、歯の生え方などは1人ひとり異なります。まずはご自身のお口の状態をしっかりと把握して、歯科医師や歯科衛生士の指導のもと、”正しいセルフケアのやり方”を覚えましょう。

定期的な「プロケア」

2つ目に歯の健康管理のプロである歯科衛生士によるプロケアです。歯石やバイオフィルムはホームケアでは落とすことができません。歯のクリーニングをはじめとしたプロケアを定期的に受けましょう。

予防歯科の内容と流れ

予防歯科の料金

歯石除去	保険適用
PMTC(プロによる歯のクリーニング)	11,000円／上下60分
エアフロー(ジェットクリーニング)	4,400円／上下 2,200円／片顎 770円／1ブロック

よくある質問

東戸塚で予防歯科をお探しの方へ

オーシャンズデンタルクリニックは、ショッピングモール「オリンピック東戸塚店」の3階で土日も夜20時まで診療しております。

また、保育士による無料託児所も院内に設置しておりますので、是非、親子そろって予防歯科にご来院ください。スタッフ一同心よりご来院をお待ちしております。